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キッチンの吊り戸棚を使いやすく!収納のコツとおすすめアイテム

キッチン 吊り戸棚

キッチンの吊り戸棚は収納力が高い一方で、位置が高くて手が届きにくく上手く使いこなせていないと感じる方も多いのではないでしょうか。

少し工夫して適切なアイテムを取り入れるだけで、毎日の料理をより快適にすることができます。

この記事では、キッチンの吊り戸棚を最大限に生かすための収納のコツや、具体的なアイデアについて詳しく解説します。

目次

目線より高い位置にあることを念頭に

吊り戸棚が使いにくい理由

吊り戸棚が使いにくいと感じる最大の理由は、「目線よりも高い位置に設置されていること」です。

背伸びをしないと奥まで見えなかったり、踏み台を出してくる必要があったりするため、日常的な出し入れがおっくうになりがちです。

また、奥行きがある戸棚の場合、手前にものを置いてしまうと奥のものが取り出せなくなります。

空間の縦の長さを区切れていないと上に無駄な隙間ができてしまい、本来の収納力を十分に引き出せません。

基本①上段は普段使わないもの

一番高くて手が届きにくい上段には、軽くてめったに使わないものを収めます。お正月やクリスマスなどの季節の行事で使うお重箱や、ストック用の軽いスポンジなどが適しています。

普段は目につかなくても問題ないものをまとめる場所にするのがよいでしょう。

基本②下段は使用頻度が多いもの

目線に近くて手がスッと届く下段には、毎日のように使うものを置くと便利です。お弁当箱や軽い保存容器をはじめとして、乾物やよく使う水筒などを置いておきます。

料理中やすきま時間にすぐ手を伸ばせるため、台所での作業の負担を大きく減らすことができます。 

吊り戸棚収納を使う際のポイント

キッチンの吊り戸棚は高い位置にあり、奥まで手が届きにくいため、活用の仕方に悩む方も多い場所です。

デッドスペースを有効に使いつつ、日々の家事をスムーズに進めるための収納術を知っておきましょう。 

取っ手がついた収納ボックスを取り入れる

浅型でも頑丈、デッドスペースを有効活用できる大人気収納グッズの新サイズ。KEYUCA「ハンドル付きストッカー 浅型」登場
参照:阿淳「浅型でも頑丈、デッドスペースを有効活用できる大人気収納グッズの新サイズ。KEYUCA「ハンドル付きストッカー 浅型」登場

オーソドックスなのが、手前に取っ手が付いた収納ボックスを並べる方法です。

高い場所にある戸棚でも、取っ手をしっかりとつかんでボックスごと手前に引き出せるため、踏み台を用意しなくても奥の物も比較的簡単に取り出せます。

お弁当の型抜きやふりかけの小袋といった細々したものをジャンルごとにまとめておくと、戸棚の中がすっきりと整います。

特に、取っ手がボックスの下の方まで付いているタイプを選ぶと、より低い位置から手が届きやすくなります。

透明なケースを使う

参照:ニトリ「すき間なく並べる吊戸棚ストッカー(M クリア JS64)」
参照:ニトリ「すき間なく並べる吊戸棚ストッカー(M クリア JS64)」

高い場所に置いてあると、中に何を入れたかを忘れがちになりますが、透明や半透明のケースを用いることで中身を把握しやすくなります。

ただし、中身が透けて見えるため、収納するものによっては生活感が出やすくなってしまいます。

生活感を隠したい場合は、白いボックスで統一し、その側面に大きめの文字で中身を記したラベルを貼るのもよいでしょう。 

戸棚下ケースを使うのもおすすめ

参照:山崎実業「戸棚下ブレッドケース タワー」
参照:山崎実業「戸棚下ブレッドケース タワー

少し収納力が足りないと感じる場合は、よく使うものを戸棚下ケースに入れる方法をおすすめします。例えば、キッチンの吊り戸棚に差し込むだけで簡単に設置できるスチール製のブレッドケースなどがおすすめです。

見せる収納

また、写真のように吊戸棚の下にラックを設置してS字フックにひっかけるような「見せる収納」にするのもおすすめです。

開放感を優先して吊り戸棚をなくすのもアリ?

近年は開放感を優先して、あえて吊り戸棚をなくしたオープンキッチンの間取りが増えています。収納力が足りるのか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし私たちが手がけるリノベーションでは、キッチンの背面にカップボードを配置して十分な収納量を確保しています。腰より低い位置にあるキャビネットは、奥にあるものまで一目で分かり、出し入れがしやすい引き出し式を選ぶのがおすすめです。

また、間取りを変更できるのであれば、1畳ほどのコンパクトなパントリーを作ると収納力向上に役に立ちます。 

見せる収納としてウォールシェルフを取り入れる

ウォールシェルフを取り入れる

吊り戸棚のような圧迫感を出さずに壁面の空いたスペースを活かす方法として、ウォールシェルフを取り入れるアイデアがあります。

お気に入りのマグカップやデザイン性の高い保存容器や観葉植物など、厳選したアイテムを並べるとまるでカフェのような空間を演出できます。ただし、モノをぎっしりと並べると雑然とした印象を与えてしまいます。

あえてスペースの3割ほどを余白として残すことが、空間を美しく見せるためのコツです。 

キッチンワゴンもおしゃれでおすすめ

参照:LAWYA「クレモ / キッチンワゴン (幅75・4段)」
参照:LAWYA「クレモ / キッチンワゴン (幅75・4段)

造り付けの棚をこれ以上増やせない場合や、もっと手軽に収納を確保したい場合には、おしゃれなキッチンワゴンを取り入れるのもおすすめです。

天板がついたしっかりとした作りのワゴンを選べば、調理の作業スペースを広げつつ、下の段に根菜類やストック品を保管できます。

掃除のときや来客時に、ダイニングテーブルの横へさっと動かせる点もメリットでしょう。 

収納を見直して毎日の料理を快適に

キッチンの吊り戸棚は、使い方次第でとても頼りになる収納スペースに変わります。しまうものの重さや使う頻度に合わせて定位置を決め、取っ手がついたボックスなどをうまく組み合わせてみてください。

出し入れのストレスがなくなると、毎日の台所仕事が驚くほどスムーズで楽しいものになっていきます。

私たちパックシステムが手がけるリノベーション物件では、空間の開放感を高めるためにキッチンはあえて吊り戸棚なしにするケースが多いです。

その分、収納力をしっかりと補うために、キッチンの背面に十分な容量を持つカップボードを取り付ける間取りを基本としています。気になる方はぜひ施工事例をご覧ください。

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