
洗練された空間を演出できるガラス扉のウォークインクローゼット(WIC)。最近のリノベーションでも人気が高まっているスタイルです。
壁で完全に仕切らないため、お部屋全体に抜け感が生まれ、実際の面積以上に空間を広々と見せることができます。
この記事では、ガラス扉のウォークインクローゼットのメリットとデメリット、そして日常の使い勝手を落とさずに空間をおしゃれに見せるための収納テクニックを解説します。
ウォークインクローゼットをガラス扉にするメリット
ガラス扉のウォークインクローゼットは、おしゃれで洗練されているだけでなく、実際の住み心地を向上させる効果もあります。
広く開放的に見える
独立型のウォークインクローゼットは、閉じられた空間ゆえどうしても圧迫感が出てしまいます。また、ウォークインクローゼットの分、お部屋も少し狭く感じます。
扉を透明なガラス素材にすることで、視線が遮られることなくクローゼットの奥まで一つの空間のように感じられ、開放感を与えることができます。
特に専有面積が限られているマンションでは、空間を広く見せるテクニックとしても働きます。
クローゼット内が明るくなる
多くのウォークインクローゼットは間取り上窓を設けることは難しく、暗い印象になりがちです。
しかしガラス扉を採用すれば、隣接する寝室や廊下からの自然光、あるいは部屋の照明の明るさをそのままクローゼット内部へ取り込むことができます。
単に明るく感じるというだけでなく、コーディネートを選ぶ際に光が当たった状態での色味を確認できるため、実用面でもメリットがあります。
【事例から学ぶ】ガラス扉ウォークインクローゼットの収納ポイント

ガラス扉のウォークインクローゼットは中が常に見える状態になります。
ただ無造作に服をしまうのではなく、「見せる収納」としてのコツを掴むことで、より住空間を洗練させることができます。
収納小物の色・素材を統一する
服の形や色がバラバラであっても、掛けてあるハンガーをすべて統一するだけで、一気に高級感のあるショップのような雰囲気が生まれます。
モダンでスタイリッシュに見せたいなら黒のアルミやアイアン製、温かみを出したいなら木製など、お部屋のテイストに合わせてハンガーの素材を揃えましょう。
棚に並べる収納ボックスも同じブランドや同色で統一することが、空間をスッキリと見せるポイントですです。
詰め込みすぎない

「見せる収納」として考えると、服を隙間なく詰め込む収納は生活感が強調されるためNGです。
可能であればレールにかける服の量は全体の7〜8割程度に抑え、服と服の間に余白を作ることで、クローゼットの空間をディスプレイのように見せることができます。
特に、ガラス扉からパッと目に入る位置には、お気に入りの服だけを厳選してゆったりと掛けるように意識してみてください。
下段の不透明ボックスに隠す

下着や靴下、季節外れの服、派手な柄物のバッグなど、どうしてもごちゃついた生活感が出てしまうアイテムはボックスにしまいましょう。
人の視線が自然と集まりやすい目線から胸の高さには美しい服や小物を配置し、視線が落ちる下段のスペースに、中身が透けないフタ付きの収納ボックスを配置して隠してしまいましょう。
上記の事例では、スーツケースをそのままインテリアの収納として活用しています。
バッグ・おしゃれなアイテムはディスプレイ棚に

バッグを無造作に重ねて置いたり、アクセサリーを適当に置いたりすると、途端に散らかった印象を与えてしまいます。
クローゼットの一部にディスプレイ棚を設け、バッグや小物を等間隔でショップのように配置してみましょう。
スモークの入ったクローゼットもおすすめ

「ガラス扉の抜け感は欲しいけれど、中身がすべて丸見えになるのはやっぱり生活する上で抵抗がある」という方には、黒いスモークが入ったガラス扉を採用するのもおすすめです。
クローゼットの収納がぼんやりと透ける程度に抑えられるため、収納の乱れを気にすることなく、空間を広くおしゃれに見せることができます。
毎日の服選びが楽しくなるウォークインクローゼットに
ガラス扉のウォークインクローゼットは、お部屋全体に開放感と明るさをもたらす選択肢です。
お気に入りの服だけをゆったりと掛けたりといった収納ルールを少しだけ意識して生活すると、より快適で毎日の服選びを楽しめるでしょう。
