
住まい選びでは空間の静かさも大切な要素です。家探しをしたことがある方は「マンションや内装は良かったけれど、道路・線路のうるささが気になってやめた」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな音の悩みを劇的に改善してくれるのが二重サッシの導入です。
ここでは、実際にリノベーション現場で二重サッシを取り付けた際の実証データをもとに、防音性能を徹底検証します。
【徹底検証】二重サッシを取り付けると騒音はどう変わる?

二重サッシの設置によってどう変わるのか、スマートフォンの騒音測定アプリを使って実測検証を行いました。
今回の検証では、弊社が実際にリノベーション・販売していた線路近くのタワーマンションで、スマホのアプリを用いて騒音レベル(dB/デシベル)を比較しました。
| 騒音レベル | |
|---|---|
| 窓を開けた状態 | 70dB |
| 奥の窓だけ閉めた状態 | 52dB |
| 2枚とも閉めた状態 | 40dB |
窓を完全に開けた状態は70dBと、掃除機の音や至近距離で鳴く蝉の声に相当する騒音レベルになりました。この状態では室内で静かにリラックスして過ごすのは非常に難しいでしょう。
奥の窓を1枚だけ閉めた状態は52dBとだいぶ下がりましたが、通常の会話とおおよそ同じレベルの騒音レベルなので、静かに休みたい場合は気になる方もいらっしゃると思います。
2枚とも閉めた二重サッシの状態では、40dBという結果になりました。実際に部屋にいても空間の静寂性が段違いで、筆者にはむしろ静かすぎると感じるくらいでした。
このように、二重サッシを導入することで外部の騒音問題が大幅に改善され、静かな住環境を作り出せることが分かります。
二重サッシの仕組み

二重サッシが防音性を発揮する理由は、窓の構造にあります。
既存の窓で外部の騒音が侵入する主な経路は、サッシの隙間です。後付けの二重サッシには密着性に優れた樹脂製フレームを採用することで、窓枠の隙間を物理的に塞ぎ、音の侵入経路を遮断します。
また、既存の外窓と新設した内窓の間に空気層を設けることで、空気が防音壁として機能します。外窓を透過した音の波は空気層で拡散されて、内窓のガラスに衝突して音のエネルギーが削がれた状態で室内に入ります。
パックシステムのリノベーションでも二重サッシを導入
パックシステムが手掛けるリノベーションでは、線路沿いなどの騒音指定エリアにおいて二重サッシを導入しています。
建物の構造や周辺環境のデータに基づき、物件ごとに最適な防音施工を実施し、便利で住みやすい空間をお届けしています。
