
「もっと自分らしい快適な住まいにしたい」と思い立って情報収集を始めてみたものの、スケルトン、パッケージプラン、部分リノベーションなど多くの選択肢があふれていて、結局どれが自分に合っているのか迷子になってしまう方は少なくありません。
限られた予算の中で、いかに無駄を省きつつ理想の空間という効果を引き出すかを比較・検討することが大切です。
この記事では、リノベーションの種類とそれぞれのメリット・デメリットを分かりやすくひも解き、目的や予算に合わせて失敗しない最適なリノベーションとは何か解説していきます。
リノベーションプランの種類
リノベーションで空間をどのように設計していくかというプラン体系の選択では、大きく分けて「オーダーメイド型」と「パッケージ型」の2種類が存在します。
オーダーメイド型
デザインや設備、施工する箇所を一つ一つ自分たちで選択して作り上げていくのがオーダーメイド型です。
「カフェみたいなアイランドキッチンにしたい」「床は絶対に無垢材がいい」といったライフスタイルに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。高価格帯のハイグレード設備を入れたり、本当にこだわりたいリビングやキッチンだけに予算を集中させたりと、自分に合った配分で空間を決められるのがメリットです。
その反面、ゼロからすべてを考えるため打ち合わせに時間がかかり、完成して入居するまでの期間が長くなってしまうのがデメリットです。
また、特注品やこだわりの設備が多くなると、当然ながら費用も高額になりがちです。リノベーションやインテリアコーディネートの知識がある程度あり、明確な理想のイメージをお持ちの方に向いています。
パッケージ型
使用できる設備や素材、デザインのテイストが一定の範囲内で決められており、用意された数種類のスタイルの中から好みのものを選んでいくのがパッケージ型です。
内容があらかじめ決まっているため施工のスタートが早く、入居までの待ち時間を大幅に短縮できます。さらに、資材や設備の大量仕入れが可能になるため、オーダーメイド型に比べてコストをぐっと低く抑えられるのが最大の魅力です。

例えば、Panasonicでは「Life Style Fit」と呼ばれるパッケージ型リノベーションを提供しています。
このように物件購入後に用意されたプランから選ぶパターンのほか、あらかじめ物件ごとに最適なプランが施工された状態で「リノベ済み物件」として購入できるパターンがあります。
パックシステムがご提供しているリノベーションは、基本的に後者のスタイルです。
パッケージ型のリノベーションは細かなカスタマイズができませんが、「イチから考えるのは大変だからプロの設計にお任せしたい」「予算を抑えつつ、品質の良い設備が入ったおしゃれな部屋に早く住みたい」という方にはメリットの多い選択肢です。
工事規模別・リノベーションの種類
物件の老朽化具合やご用意できる予算に合わせて工事の規模を調整することも重要です。
どこまで手を入れるかによって、費用や工期、完成後の安心感も大きく変わってきます。
表層リノベーション(既存設備活用リノベーション)
壁紙や床材といった目に見える表層部分を中心に改修を行う手法です。キッチンやバスルームなどの設備は、まだ十分に使える綺麗な状態であればそのまま残して活用するため、費用を抑えながらお部屋全体のデザインテイストを変えられるのが最大のメリットです。
表層リノベーションの場合、床下や壁の裏側にある配管の交換や、水回りの位置を大胆に動かすような大掛かりな間取り変更はできません。
弊社でも、(数は多くありませんが)設備のしっかりした築浅の物件では表層リノベーションを行い、大幅な工事が必要ない分交換する設備のグレードに費用をかけるという形でリノベーションを行うケースがあります。
築年数が比較的浅く設備が綺麗な物件を購入した方や、とにかく予算を抑えてお部屋の雰囲気を変えたい方におすすめです。
フルリノベーション
元の間仕切り壁や床、古い設備などを取り壊し、新たに間取りや内装を作り上げる大規模なリノベーションで、間取り変更や配管や配線の交換が可能な点が強みです。
特に築30年を超えており、これまで一度も設備の大型メンテナンスがされていないような古い物件は、設備の耐久性を考慮してフルリノベーションが強く推奨されます。
リノベーションの施工箇所の種類
フルリノベーションを選ぶ場合は、これからご紹介するすべての箇所を丸ごと新しく取り替えることになります。
一方で、予算を抑えて部分的なリノベーションを検討する場合、どこに手を入れると最も費用対効果や満足度が高くなるかという判断基準が重要です。
①内装(クロス・床)
お部屋の中で最も面積が広いのが壁紙(クロス)です。壁紙は黄ばみや生活臭が出やすい部分なので、空間の「古さ」が気になる場合は取り替えるべきでしょう。色や質感を少し変えるだけで、空間の雰囲気をチェンジすることもできます。
床材に関しては、歩くと軋む音がしたり傷が多かったりする場合は張り替えのサインです。床を取り替える場合、表面のフローリング材を新しくするだけでなく、床を支える下地部分からしっかりと組み直す工事を行うことも多くあります。
②間仕切り
お部屋の雰囲気を根本から決めるのが間取りです。間仕切りを壊したり増やしたりすることで、より大きく空間を変えることができます。
「従来の和室+リビングといった間取りを一つのLDKに変えて開放感のある空間にする」「間仕切り扉を作って洋室を増やし、限られた面積の中で家族それぞれのスペースを作る間取りに変える」といった風に大幅に間取りを変更することで、自分のライフスタイルに合った暮らしが叶います。
また、間取り全体を大掛かりに変えずとも、壁の位置を少しだけずらして収納を増やしたり、生活動線を快適にするような設計でリノベーションをすることもあります。
③キッチン
リノベーションのグレードによって大きく使い勝手や見た目が変わるのが、水回りのデザインです。特にキッチンは天板の色や素材、コンロなど時代によってデザイン・機能が変わっている要素が多いため、見た目にもすぐに分かります。
せっかく内装が綺麗に仕上がっていても、キッチンが古いまま残されていると、どうしても生活感が出て悪目立ちしてしまいます。
キッチンをリノベーションする場合、一からデザインを作る「造作キッチン」という選択肢もありますが、機能性やお手入れのしやすさ、コストパフォーマンスなどの面から、基本的には各メーカーのシステムキッチンを導入するのがおすすめです。

④お風呂・トイレ
お風呂やトイレ、洗面台といった水回りの清潔感も毎日の住み心地や安心感に直結する要素です。
こうした水回り設備も、清潔感の面だけでなく床・壁の色や素材、水栓のデザインなどにその当時の流行がはっきりと反映されており、取り替えないままだと生活感・古い印象が出てしまいがちです。
日本においては、お風呂・トイレのリノベーションも造作ではなく各メーカーのユニットバスや化粧洗面台を採用するケースが多いです。
理想を叶えるリノベーションを選ぶ
リノベーションには本当に様々な選択肢がありますが、最終的な正解は「どこまで細部までこだわりたいか」と「用意できる予算」のバランスによって決まります。
プランの選び方、工事の規模、施工する箇所という3つの視点を掛け合わせて、ご自身のライフスタイルに一番ぴったりのリノベーションの形を見つけていただくことが重要だと思います。
パックシステムでは、マンションやお部屋がもともと持っている広さや間取りのポテンシャルを最大限に活かし、その空間に最も適したリノベーションをプロの目線でデザインして販売しています。
「イチから全てをオーダーメイドで考える時間や費用はないけれど、質の高いおしゃれな空間で暮らしたい」という方は、ぜひ一度パックシステムが手がけたリノベーション済み物件をご覧になってみてください。
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